みちを灯す -雪あかりラスト-
2009年 02月 21日
小樽・雪あかりの路、自分的なラストの撮影は14日。
雪あかりの路が、まだあまり人知れぬ頃、普通の路を優しく灯していたロウソクの炎が暖かくて
なんだかものすごく嬉しくて、ゆっくり、いつもよりゆっくりその路を歩きました。
あれから幾年か経ち、大きなイベントになりました。
それでも、人の手で創られた小さな灯りはいつも暖かくて心を和ませてくれます。
灯す人、見る人、撮る人。みんな一つになればいい。
小樽という希有な歴史を誇る、このまちに厳しい冬を楽しむ人がいる。
北海道の冬を少しでも魅力的にと頑張る人たちがいること。
手作りの灯りで、路を照らす。
そんな原点を最後のカットに込めました。
歴史ある手宮線、そして線路沿いの家。
時代は変わっても、人の想いは変わらない。
今年の雪あかりは終わりましたが、このイベントのために御苦労されたすべての方に感謝。
そして、楽しまれた方、撮影された方にもありがとう、を。
(三枚ともクリックで横960ピクセルになります)
1枚目:Ai-s NIKKOR 35/1.4
2枚目:Carl Zeiss Planar 1.4/85 T* ZF
3枚目:Ai AF NIKKOR 20-35/2.8D