call sign "alfa wing 1941"
2009年 06月 03日
別れの日。
(横位置画像は人物のを除き横960ピクセルになります。ぜひ大きくしてご覧下さい)
「ひまわり」ことA-netのDHC-8-300(JA802K)は2002年に丘珠へやってきました。
しばらくANKのYS-11と一緒に運航されていましたが、2003年6月からA-net単独で運航開始。
A-netの北海道へのイメージ定着として親しまれやすいように「ひまわり」が描かれていました。
羽田〜大島便で運航されていた「つばき」が一年前に塗装変更され、昨年は「こすもす」もANAカラーへ変更されました。
そして今日、整備のため仙台へ向かう「ひまわり」塗装の最期のフライト。
数名のスタッフのみと寂しいお見送りでしたが、やはり彼女はいました。
三枚目の左にいるNちゃんは、A-net一期生、飛行機が大好きで地元の航空会社に共感しフライトアテンダントになりました。
あまりにこの飛行機が好きになり、入社前にお客として搭乗したり、A-net入社後はDHC-8-300を広く札幌市民へPRするための「こんにちはダッシュ8プロジェクト」を立ち上げ、豊平川のイカダ下りに「ひまわり」を模した手作りイカダで挑んだり。
同じA-net一期生で、DHC-8-300の操縦士さんと結婚し、今は二人の男の子のお母さん。
育児休暇を取得しながら現役でFAを務める彼女、私に気がついて笑顔で手を振ってくれましたが目に光るものがありました。
その後、律儀に「お見送りありがとうございました」とメールまで頂いた。
みんなに愛された「ひまわり」、A-netの象徴でもあった輝く太陽。
通常、有償運航では「All Nippon xxxx」というコールサインで管制とやりとりしますが、今日はフェリーフライトなので久しぶりの「Alfa Wing」というコールサインが聞けました。
別れのコールサインは「Alfa Wing 1941」。
撮影:6/3 札幌丘珠空港