軽く挨拶の長岡 -2-(終)

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初めての町はどんな土地であっても新鮮に感じます。既視感がないからでしょう。似たような光景を見たとしても。
なので、町を撮る理由は「持ち帰りたい雰囲気」がるからにほかなりません。
例えば明治や大正、あるいは戦前の地元の写真を見たとき「この時代にタイムスリップしてみたい」という思いがありました。
地元に限らず、やはりそういう時代をこの目で見たいと思ったわけです。それは写真の素晴らしさに尽きると思います。
どう頑張ってもぼくらがいま見ている、この瞬間しか撮ることはできません。古い物がいいわけではないのです。
いま、そこにあるものがいいんです。50年後、いや100年後の人々がもしぼくの撮った写真を見てそう思ってくれるだろうか。
「ああ、この時代にタイムスリップしてみたい」
町の空気、匂い、営み、ただただ撮りたいという欲だけで撮っています。

by ariari | 2017-07-28 05:28 | 新潟